◇巫女は狂宴の中に <たっちー>
○基本情報
発売日:2002/10/11
対応OS:Windows95/98/2000/Me/XP Macintosh
インストール容量:最小200MB、最大700MB
CDレスプレイ:不可
CG枚数:109枚/131枚(差分含まず/含む)
HCG枚数/割合(差分含まない場合):97枚/89%
シーン回想枠:58枠
セーブ枠:36枠
○システム
テキスト履歴機能で、場面が切り替わるとそれ以前のログが
読めなくなることが気になったくらいで、なかなか使いやすいシステム。
ただシステムというより仕様の範囲になるんですが、
@ゲーム起動 → A「序章を飛ばすか?」の選択肢 → Bタイトル場面
というように毎回Aの選択肢が入るのはわずらわしく感じました。
○シナリオ&テキスト
序盤〜中盤にかけては「ヒロインたちとのふれあい」を中心に伝奇物のシナリオで
構成されています。
多少小難しい単語も出てきますが許容範囲内かと。
また萌え要素も多少含まれたりしてます。
しかしここでヒロインに萌えてしまうと
途中でやめてしまいたくなる危険性が・・・。
結末は大体想像できますし。
中盤〜終盤は主人公とヒロインたちの饗宴が主となります。
前半はよさげな伝奇話がここで一転、ご都合主義的に用いられてしまいます。
この強引な展開は非常に残念でした。
テキストはテンポが良く、飽きずにエンドを迎えることができました。
○グラフィック
攻略可能ヒロインは全部で7人。 容姿、性格はほぼ全てをカバーしていると思います。
しかし絵は一般受けするとはいいづらい感じです。 個人的にはボーイッシュの流と
無口の恋は全く受け付けませんでした。
塗りは硬めで暗く、それはHシーンで顕著に出ています。
○サウンド&ボイス
音楽は全10曲。 ボーカル曲もありません。
最近のソフトにしては少ないですが、
実際はそんなに気になりませんでした。
問題は曲数ではなく曲の質にあります。
一部の曲は構成が単調で、正直聞き苦しい感もありました。
音声は通常シーンは可もなく不可もなく、安心して聞けます。
しかしHシーンでの
演技は別格・・・絶叫が。
この絶叫はおそらく「たっちー」作品ならではでしょう。
また卑語もしゃべりますが、「お○○こ」と、最初と最後しか聞こえないのでいまいち。
卑語で有名?な「ちぇりーそふと」のゲームをやった後だったので余計に感じました。
○Hシーン
Hというより拷問です。 ほぼ毎回血を見ることになります。
相当の鬼畜好きじゃないと
普通に楽しめないと断言できます。
拷問の一部を挙げてみると(以下ネタばれ↓)
チェンソーで乳房を切る、両手両足を折った状態で前後に腕くらいの太さの棒を挿入、
乳首を噛み切る、両乳首とクリを糸付の針で刺しそれを千切れるまで引っ張る
(↑ネタばれ終わり)
書いてて気持ち悪くなってしまったよ・・・(鬱
タイトルにも使われている「巫女」ですが、着衣Hは最初の陵辱シーンのみです。
どうせなら拷問シーンも半脱ぎにしたほうがよかったのでは、と感じました。
また中、外出しの選択ができるのに、射精後の差分CGが用意されていないのは残念。
まぁ実用性は皆無に近いので、なくてもたいした問題ではないんですけど(おい
○総評
これほどの鬼畜っぷりはおそらくこのブランドでしか体験できないでしょう。
よって真の鬼畜スキーならば文句なく買いだと思います。
私のように興味本位で手を出したらきっと後悔します。
鬼畜属性がないと終盤は精神的苦痛を伴いかねません。
最後に一言
さようなら、たっちー
○評価
★★★★★★☆☆☆☆(10段階評価中6点)