◇きのこ〜禁断の治療薬〜 <マリン>
○基本情報
発売日:2002/9/13
対応OS:Windows98/2000/Me/XP
インストール容量:最小約250MB、最大約450MB
CDレスプレイ:動作保証外だが可
CG枚数:85枚/223枚(差分含まず/含む)
シーン回想枠:65枠
セーブ枠:10+1枠
備考:限定版はドラマ入りサントラCD付
○システム
・長所
動作が軽い
スキップ機能が「既読のみ」、「未読も」の2種類ある
いざという時の一発終了ボタン装備
大きなバグがない
CG,音楽鑑賞、回想モード完備
・短所
テキストの自動送りができない
○シナリオ&テキスト
プレイ前はH重視ゲー特有のおバカシナリオだとおもってましたが、
実際はかなりの鬱が入ったものでした。
どれほど鬱かというと、ハッピーエンドがハッピーに思えないくらい。
しかし、抜き目的で買った人(自分含む)にとってはこんな癖のあるシナリオは邪魔なだけ。
主人公がもっと非情になればもっとHに特化できたのでは?と思います。
テキストは特に癖もなく読みやすかったです。
○グラフィック
原画はルゴシエラ氏で、わりと有名なかたです。
塗りは柔らかめで炉利キャラが多いこの作品にはよくマッチしています。
○サウンド&ボイス
サウンドは全15曲。 特に気に入った曲はありませんでしたが、各場面によく合っています。
ボイスは有名な方々が総出演といった感じでとても豪華。
安心してハァハァできます。
○Hシーン
タイトルにもなっている「きのこ」をつかったHシーンが本作の最大の見所であり特徴です。
「きのこ=媚薬」として扱われていて媚薬Hが大半を占めているといえます。
シチュエーションとしては破瓜、奉仕、折檻、放尿、触手などバラエティー豊かです。
ただ広く浅く、となってしまったのは残念。
さらにほとんどが室内での行為なので露出スキーにはいただけません。
Hのときは各キャラ様々なコスプレをしてくれます。
もちろん着衣Hでこの点は評価できます。
ちゅぱ音は入っていますがそんなに力を入れてるようには思えませんでした。
また残念ながら、卑語は私が聞いた限りではありませんでした。
精液描写は薄めに塗られています。
量はドバッと大量放出しています。
○総評
まとめると、「けっこうHで、ある程度シナリオも楽しめる」作品。
しかしこのシナリオを楽しめるかは個人差があるので人によっては糞となる可能性も。
Hは基本的なシチュエーションは押さえていますが、もう少し濃ゆいシチュも欲しいところ。
前述しましたが、野外シチュをもっと取り入れて欲しかったです。
声がいいだけにもったいない。
個人的にはあまりおすすめできませんが
・鬱シナリオ好き
・ルゴシエラ絵好き
な人は後悔はしないと思います。
○評価
★★★★★★☆☆☆☆(10段階評価中6点)